放射線治療はガンを完治させる目的以外にも使われる
何度も言うように、早期発見のガンは完治することができますが、ある程度進行したガンは完治しません。完治が望めないガンにかかってしまったとき、ただ死を待つのでは辛すぎます。
ガンが転移する際、激しい痛みをともないます。こうした痛みを緩和させるのも放射線治療を行なう目的のひとつです。骨に転移したガンによる痛みについては、8割以上を取り除くことができるそうです。
また、痛みの緩和のほかに、ガンの進行を抑える働きもあります。痛みを和らげ、より長く生き続けるためにも放射線治療は効果を発揮するのです。