生活からタバコの煙を排除する

タバコの煙は、温度が下がるほど発ガン性が高くなります。つまり、喫煙者から吐き出された煙（副流煙）のほうが大気に冷やされて危険なのです。

家で1箱以上タバコを吸う喫煙者といっしょにいれば、たとえ非喫煙者でも肺ガンのリスクが倍にななります。喫煙者は本人だけでなく周囲の人間の健康まで脅かしているのです。家族をガンにしたくないのであれば、すぐに禁煙するのが得策でしょう。

タバコを吸えば、ガンになる確率が確実に高まります。つまり、生活からタバコの煙を排除することが、ガンにならないための最大の予防策なのです。

自動車の排気ガスや工場の排気などもガンのリスクを高めます。ですが先進国に限って言うと、大気汚染による肺ガンのリスクは、原因の5％未満。タバコは72%ですから、喫煙がいかにリスキーな行為なのかがわかります。