放射線治療の医療費 - ガン治療
手術と比べて、放射線治療は医療費が安いといわれています。入院を必要としない放射線治療では、保険が適用されない入院費がかからないためです。
早期の肺ガンであれば、手術と治癒率は同じですが治療費は変わります。以下の表をご覧ください。
手術と放射線治療の医療費比較
治療方法 | 総額 | 備考 |
---|---|---|
手術 | 150〜200万円 | 入院期間にもよる |
放射線 | 63万円 | 保険適用での実質負担は20万円程度 ※粒子線治療などは保険対象外 |
放射線治療を実施した場合にかかるコスト例
ガン | 入院/通院 | 治療法 | 回数 | 医療費 | 3割負担 |
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食道ガン | 外来通院 | 放射線治療 | 25回 | 約35万円 | 約10万円 |
前立腺ガン | 外来通院 | 高精度放射線治療 | 36回 | 約80〜110万円 | 約24〜33万円 |
健康保険がきく場合、窓口では表右側のコスト(3割負担)ぶんを支払うことになります。さらに、「高額療養費制度」が使えるので、約8万円の自己負担分以外は払い戻しを受けることができます。
詳しくは、厚生労働省がまとめた資料「高額療養費制度を利用される皆さまへ(PDF [470KB])」をご覧ください。※PDFファイルを見るためには、Adobe Readerというソフトが必要です。
米国ではガンの治療に1000万円以上もかかるそうなので、日本の医療制度がいかに優れたものかがわかります。